路側帯には3つの種類があり、路側帯についての出題も3つの種類があります。

     
1.自動車は通行できるのか?
     
2.軽車両(自転車等)は通行できるのか?
     
3.路側帯の中に駐停車はできるのか?

これらの質問に対し3種類の路側帯ごとに答えられるようにしておけば、
路側帯の問題はバッチリできるはずです。

路側帯 駐停車禁止路側帯 歩行者用路側帯

1.自動車は通行できない。

2.軽車両は通行できる。

3.路側帯の中に駐停車できる。


1.自動車は通行できない。

2.軽車両は通行できる。

3.路側帯の中に駐停車できない。
  ※車道に沿って止める


1.自動車は通行できない。

2.軽車両は通行できない。

3.路側帯の中に駐停車できない。
  ※車道に沿って止める


問題の例
このような路側帯では、駐停車や軽車両の通行が禁止されている。 ×
このような路側帯では、軽車両も通行してはならない。
このような路側帯では、駐停車は禁止されているが、車が通行することはできる。 ×



技能教習ではノーマルの路側帯なのに「入らないでください」と言われることが多いと思います。

それは、教習コース内の路側帯は、幅の狭いものが多いからです。
路側帯の主な目的は、歩行者の保護です。
したがって、歩行者がやっと通れる幅(0.75m以下)しかない路側帯では、
中に入って駐停車することができないのです。

中に入って駐停車する場合は、
歩行者が通れる幅(0.75m)を左側に残さなければならないということも覚えておきましょう。


更に付け加えておきますが、歩道の横にある白線は路側帯ではありませんので、
駐停車するときは線に入ってもかまいません。歩道に寄せてください。
歩道の横の線は車道外側線といって、
車が通常走行する位置を中央寄りに誘導するために引かれている線です。
車道外側線の左側も法的には車道です。