みきわめってなにをするの?


技能教習の最後の予約が自動的に「みきわめ」の時間ということになります。
そこで何をするのかということですが、特別なことは何もしません。いつもと同じ教習を受けます。

今まで教習でやってきたことを全体的に復習しながら、この時間で教習を修了していいかどうかを
指導員がみきわめます。コースの指示もされますので(二輪は除く)普段通り教習を受けてください。

みきわめのポイントは、第一に検定に合格する力が備わったかどうかです。
まだ合格する力が備わっていないのに教習を修了するというのはそのときは楽に教習が終わっても、
あとで必ず苦労をする結果となりますので教習原簿の不良に丸をつけることになります。

もうひとつのポイントは、第1段階の方は路上に出ても困らないだけのものが身についているか。
第2段階の方は卒業してひとりで安全に運転できる力がついたかどうかです。

それを無視して教習を修了すると、世の中の交通安全が保たれなくなるので、
みきわめの時間はある意味皆さんより指導員のほうが緊張しているともいえます。

みきわめを無事にクリアしたら次は検定ですので、
第1段階の方はロビーに貼ってある「修了検定コースABC」を教習手引きの27〜29ページに
書き写すなどして目を通しておくと練習の目標になっていいと思います。

コースは修了検定のときに案内されますので覚えなくてもだいじょうぶですが、
一通り目を通しておいたほうが走りやすくなります。