原則と例外
追い越しをするときは、その右側を通行しなければならない。 | ||
正解は○です。 この問題を間違えてしまう方は、ルールはよく勉強しているけれども、言葉の使い方に引っ掛かってしまうという方ですね(^^) 右折の合図をつけている車や、路面電車を追い越すときは左からだから・・・などと、 深く考えた結果×にしてしまう方が多いようです。 |
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類似問題 | 1. 交差点とその手前30メートル以内の場所では、追い越しをしてはならない。 | ○ |
2. 同一方向に2つの車両通行帯のある道路では、左側の車両通行帯を通行しなければならない。 | ○ | |
3. けん引自動車で高速自動車国道を通行するときは、最も左側の車両通行帯を通行しなければならない。 | ○ | |
1. 交差点でも、優先道路だったら追い越しをしてもよいから×じゃないの? 2. 同一方向に2つの車両通行帯があるときでも、追い越しをする車や右折する車は右側の車線を走行するから×じゃないの? 3. けん引自動車で高速自動車国道を通行する場合でも、追い越しをするときは右の車線を走行できるから×じゃないの? でも…答は全部○です!! |
言いたくなるのはごもっともです‥。それぞれ例外はあるのですが、通常の問題は原則のみを聞いています。
例外までは聞いていないのです!文章の中に間違ったことが書いてなければ○にしてください。
原則として、追い越しをするときは右からですよね?
交差点とその手前30メートルのところでは追い越し禁止ですよね?
その、原則を素直に答えれば良いのです。
色々な引っ掛け問題を解いていると疑い深くなってしまいますが、基本に戻って素直に答えることこそが大切なのですよ。
原則以外のことも含めて聞いてくる問題は、こんな感じです。↓
☆ 交差点とその手前30メートルの場所では、どのような場合でも追い越しをしてはならない。
☆ 同一方向に2つの車両通行帯がある道路では、必ず左側の車線を通行しなければならない。
☆けん引自動車で高速自動車国道を通行するときは、いかなる場合も最も左側の車両通行帯を通行しなければならない。
もうお分かりですね(^^)答えは全て×です。「いかなる場合も」「必ず」などという言葉が使われているときは
例外のことも含めて考えなければなりません。
でも、通常は原則に従って素直に答えてください!